2011年12月1日から高速道路の被災者無料が変わります
【最新記事2012年3月23日】高速道路無料化終了と一部継続について
https://koriyama-info.com/news/highway-free-dec2012
東日本大震災による東北地方の高速道路の無料措置が、平成23年12月1日に改正されます。
罹災証明書・被災証明書などの書面がいらない新たな無料措置が始まり、現在行われている被災者の無料措置は対象者や対象区間が縮小されます。
- 東北地方の高速道路の無料開放について – 国土交通省
- 平成23年12月1日以降の東日本大震災による東北地方の高速道路の無料措置について – NEXCO東日本
- 東北地方無料措置見直しのお知らせ – NEXCO東日本
- 東北地方の高速道路の無料措置区間の通行方法について – NEXCO東日本
大きな変更点は以下の2つです。
①新たに誰でも利用できる被災地支援・観光振興の無料措置がはじまります。
②現在の被災者支援の無料措置は対象者を限定した避難者支援となります。
今まで被災者支援で無料走行していた郡山の方が12月1日からどう変わるかケース別に説明します。
郡山⇔会津若松、郡山⇔いわき、郡山⇔仙台、郡山⇔白河をご利用の場合
改正により証明書の提示が不要となり全区間を無料走行(ETCまたは一般)できます。
郡山から被災地域外に避難している方も、「避難者支援」を利用しないでETCまたは一般で走行した方が便利です。
郡山⇔新潟中央をご利用の場合
改正により証明書の提示が不要となり、磐越道の新潟方面は西会津まで無料、西会津から新潟中央まで有料となります。軽自動車・普通車でETCを利用すれば土日祝日は全区間無料になります。
郡山から被災地域外に避難している方は、「避難者支援」を利用した方がお得です。
郡山⇔那須をご利用の場合
改正により証明書の提示が不要となり、東北道の東京方面は白河まで無料、白河からは有料となります。土日祝日も同様です。
郡山から被災地域外に避難している方は、「避難者支援」を利用した方がお得です。
家族(妻・子供)が新潟に避難していて、夫は郡山に残っている場合
避難していない夫が1人で走行する場合は「避難者支援」は利用できません。郡山から家族の避難する新潟まで走行する場合、平日は西会津までが無料で西会津から新潟までは有料になります。土日祝日はETCを利用すれば新潟まで全区間無料になります。
避難している妻が運転する車、または夫が運転して妻や子供が同乗する車は、「避難者支援」を利用して終日全区間無料となります。
また、「避難者支援」において高速道路の利用目的に制限はないため、「避難元/避難先」と「走行区間」が一致していない場合も無料措置が適用されます。例えば、郡山から新潟に避難している方が、郡山から宇都宮まで走行しても「避難者支援」で全区間無料になります。
◆詳しいことはNEXCO東日本にお問い合わせください
NEXCO 東日本お客さまセンター(24時間365日)
ナビダイヤル: 0570-024-024
PHS・IP電話からは:03-5338-7524