郡山市で活用できる「療育手帳」のいろいろ
知的障害を持つ方に、その証明として発行される「療育手帳」。
障害手帳と比べると、そう認知度は高くないかもしれませんが、知的障害を持つ子供達が適切なサービスを受けるのには、欠かせないものです。
郡山市でも申請を随時受け付けていますので、該当される場合は、必要書類を添えて申請してはいかがでしょうか?
郡山市交付の「療育手帳」ついて
(1)療育手帳とは?
療育手帳は、知的障害児が医療の給付や施設の入所などの様々な福祉サービスを受けるために必要な手帳です。
(2)対象となる障害とは?
日常の生活、活動、知的能力、社会性などの発達が、子供の時から不完全かつ不十分な状態にある方
(3)活用できる制度とは?
療育手帳をお持ちの方及び保護者の方は、提示により以下のサービスを活用する事ができます。
- 所得税・住民税の控除
- 自動車県税(軽自動車税)及び自動車取得税の免除
- NHK放送受信料の免除
- 旅客運賃(JR、バス、タクシー、国内線航空運賃)の免除
- 有料道路通行料金の割引
- 特別児童扶養手当、特別障害者手当、障害児福祉手当
- 障害基礎年金
- 心身障害者扶養共済制度
- 重度心身障害者(児)医療
- 知的障害児(者)援護施設
- 知的障害児(者)在宅サービス
障害の程度(軽度は対象外になる場合も多いので注意!)、年齢、収入および利用する交通機関などにより、適用される制度や割引率は異なります。
しかし、当てはまるようであれば、上記の他にも、様々な制度がありますので、最寄りの市の福祉事務所、町村役場、児童相談所に相談することをおススメします。
療育手帳の申請に必要なもの
療育手帳を申請するには以下のものが必要になります。
- 申請書
- 印鑑
- 顔写真 1枚 (たて4㎝×よこ3㎝、1年以内に撮影したもの、正面、脱帽)
- 診断書(発行日から1ヶ月以内のもの)
申請書、診断書の用紙は、市の障害福祉課の窓口でもらえます。病院で発行される形式の診断書ではないので、注意が必要です。
診断書の取得方法については、お子様の通われている小児言語聴覚科の医師に、精神・神経・心療内科の医師を紹介してもらって、診断書を書いてもらうのがスムーズです。
お問い合わせ
郡山市保健福祉障がい福祉課 TEL 024-924-2381
知的障害のお子様には「放課後デイサービス」も選択肢に
知的障害のため、小学校では支援クラスに通っているお子様も多いかと思います。
誰かが見守っていなければ一人で留守番はできない、しかし両親ともに仕事をしているとなると、放課後は困ってしまいますよね?
そんな時、療育手帳を申請すると同時に、放課後デイサービスの利用を検討されてはいかがでしょうか?
郡山市にある放課後デイサービスの一例を次に挙げますので、参考になさって下さい。
【郡山市緑町:発達改善スクール ハッピーテラス 郡山緑町教室】
仕事をしている間預かってもらえて、さらにお子様が社会で生きていける様々なスキルを身に着けさせることができるので、安心して預けられます。
このような施設を利用してみる、というのもお子様のためには良いのかもしれません。
お問い合わせ
ハッピーテラス 郡山緑町教室 TEL 024-954-6429